Biosphere “N-Plants”

Natural Digital Sound|ノルウェーの風土が生んだ音楽家|ゲイル・イェンセン

 Biosphereのアルバム「N-Plants」に関するエピソード。

イェンセンの最新アルバムは今年2月半ばに完成、『N-Plants』というタイトルがつけられていた。インスピレーションとなったのは、日本の原子力発電所だった。アルバム完成から数週後の3月11日、東日本大震災が日本列島を襲い、津波と福島第一原子力発電所のメルトダウンが発生。イェンセンは言葉を失ってしまうほどの衝撃を受けた。

「気味の悪い偶然だった。アルバムは3月に発売予定だったけど、どう考えてもこの時期にリリースするべきではないと思った。それで発売日を延期したんだ。この作品は、原子力ではなく、建築にインスパイアされてつくったもの。70年代初頭に起こった刺激的な事象をモチーフにしたアルバムを制作したかったんだけど、ちょうどその時期に日本の原子力発電所のことを知ったんだ。写真を何枚も見ているうちに、この建物にとても興味を惹かれた。美しいブルーの海、白い砂浜、そして椰子の木が立ち並ぶ場所にある発電所が印象的だったんだ」。

 中身はアンビエント・ミュージック。CDパッケージの表紙の裏(?)に日本語で「原子力プラント」と書かれている。そして http://www.world-nuclear.org/info/inf79.html というURLが書かれている。

2012/07/22追記:
 Touchレーベルのサイトに、このアルバムについて本人のコメント(英語)がある。

Geir Jenssen writes: “Early February 2011: Decided to make an album inspired by the Japanese post-war economic miracle. While searching for more information I found an old photo of the Mihama nuclear plant. The fact that this futuristic-looking plant was situated in such a beautiful spot so close to the sea made me curious. Are they safe when it comes to earthquakes and tsunamis? Further reading revealed that many of these plants are situated in earthquake-prone areas, some of them are even located next to shores that had been hit in the past by tsunamis.

A photo of Mihama made me narrow down my focus only to Japanese nuclear plants. I wanted to make a soundtrack to some of them, concentrating on the architecture, design and localizations, but also questioning the potential radiation danger (a cooling system being destroyed by a landslide or earthquake, etc). As the head of the Nuclear and Industrial Safety Agency said: “the plants were so well designed that ‘such a situation is practically impossible’.

The album was finished on February 13th. On March 17th I received the following message from a Facebook friend: ‘Geir, some time ago you asked people for a photo of a Japanese nuclear powerplant. Is this going to be the sleeve of your new coming album? But more importantly: how did you actually predict the future? Kind regards, David.'”

 二段落目の “As the head of the Nuclear and Industrial Safety Agency said: “the plants were so well designed that ‘such a situation is practically impossible’.” という文章がなんともやりきれない。

N-Plants N-Plants
Biosphere

Touch UK 2011-07-05
売り上げランキング : 102970

Amazonで詳しく見る by G-Tools

PAPER SKY no.37 (毎日ムック) PAPER SKY no.37 (毎日ムック)

毎日新聞社 2011-11-30
売り上げランキング : 292903

Amazonで詳しく見る by G-Tools

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03

 「遠い音楽」のカバーをやっていることを最近知ったので購入。オリジナルを意識しているなあという感じで歌も良かった。
 そして、我那覇響の「Next Life」最高!

THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03 THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 03
ゲーム・ミュージック 如月千早(今井麻美) 我那覇響(沼倉愛美)

コロムビアミュージックエンタテインメント 2009-04-01
売り上げランキング : 6797

Amazonで詳しく見る by G-Tools

20th 20th
ZABADAK

サイレント 2010-01-20
売り上げランキング : 6185

Amazonで詳しく見る by G-Tools

受験生に迷惑だろ!

 2012年1月の話。

http://togetter.com/li/241334

【大拡散】反原発の方達に本当にお願いなんだが、今日明日の脱原発世界会議に伴って行われる脱原発世界大行進。是非、静かにやって欲しい。今日はさあ、センター試日本番なんだよ。絶対に、絶対に受験会場は避けて欲しい。声は丘の上の大学にも届くよ。受験生へのビラ配りもだめだよ!

https://twitter.com/#!/disneycruise200/status/158055807089512449

センター入試の会場近くでデモをやっている、なんて言ってないんだよな。そういう場所を通るなら静かにやってね、って言っているんだよ。まあ、短い言葉で読み取れない人もいるかも知れんが。センター入試って大学だけじゃなくて色々なビル借りてやるからね。

 上記の発言で「脱原発世界大行進」と「センター試験」という、具体的なイベント名が出ていたので、これらについて調べてみた。

 まず、「脱原発世界大行進」なるイベントのデモ行進ルートは以下の通り。この時のデモ行進ルートは横浜市内。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=204469348973862279411.0004b514604f3454a8a76&msa=0&ll=35.458363,139.637561&spn=0.033243,0.057678

 そして、センター試験の会場は大学入試センター公式サイトにて公表されている。2012年(平成24年)の試験場一覧は下記の通り(PDF注意)。神奈川県の試験場一覧は18ページに記載されている。
http://www.dnc.ac.jp/modules/file/index.php?page=visit&cid=76&lid=1014

 第三者の存在(この場合は「センター試験受験者」)を出して「この人達に迷惑がかかるだろ!」というテクニックを使うのもいいけど、まずは事実関係を確認して、そのテクニックが使えるかどうかを確認してからにしたほうがいいよね、という教訓。
 「そういう場所を通る」かどうか、「センター入試って大学だけじゃなくて色々なビル借りてやる」かどうかは公式に公開されている情報から簡単に調べることができるのだから。

衣替えで季節を実感するんですか

 最近あまり人前に出ないんで今でもこういう物言いがあるのか知らないけど、「衣替えで季節を実感するねえ」ってアレ、昔からすごく違和感がある。別にそういう発言自体はいいんだけど、あの手の言葉って「私は皮膚感覚で季節を実感できません」って言っているように聞こえてしまうんだ。

 以前は「何月何日から衣替え」ってのが毎年同じ日に決まっていて多くの人がそれに従っていたと記憶しているけど、最近は色々な事情で「何月何日」の部分も人によってまちまちになっているように見える。「何月何日の季節の変わり目としての衣替え」って認識が広く共有されていた時代も過去のものになるのかならないのか。