https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/02/25/kiji/20250225s00041000157000c.html
問題視されているのは、1月20日にABEMAの報道番組「ABEMA Prime」で配信された「AED(自動体外式除細動器」を巡る報道。「心肺停止状態の女性にAEDを使ったら警察に被害届を出された」という男性の証言を取り上げた。
この内容が、警察への取材で「そのような事案はなかった」ということが発覚。取材に応じた男性のSNSも閉鎖され、疑惑が深まっていた。
篠塚社長は内容にそごはあるとしつつも「番組の趣旨が誤って伝わっているようなところがある」と懸念し、「女性にAEDを使うのを躊躇しないでほしいという趣旨だった」と説明した。
ABEMAがやってることって「報道」なの?という素朴で根本的な疑問はあるが続ける。テレビ朝日篠塚浩社長の「説明」、誰が考えたのか知らないけどいっしょうけんめい考えたのだろうなとお察しする。こんなので責任逃れ・正当化ができて逃げ切れるなんてラクな人生でいいな、あまりに羨ましいのでボクチンと今からでも人生代わってほしいなと思いました。
ところで、今回の騒動、特に驚きはない。ABEMAってそういうところだし。ABEMAって「視聴者が喜ぶのなら、何をやってもよい」ところなので。
これは私が言っているのではなく、ABEMA内部の方がそう言っています。2022年10月に当ブログで取り上げたサンデー毎日の記事をご参照のこと。
また、弁護士ドットコムの記事も紹介しておきます。
https://www.bengo4.com/c_23/n_18465
しかし、ネットの報道番組はBPOの対象外であり、第三者機関も現在、存在していないと考えられる。
https://www.bengo4.com/c_18/n_18461
2016年ころから番組内容が男性寄りであり、「ネットを積極的に使う男性」が喜ぶような内容が多く、バイアスのかかったものが多いのが問題だとこれまでも指摘してきた。これが私の言う「ABEMAニュースの最大の問題点」だ。
ABEMAは弁護士ドットコムニュースの取材に「番組制作の過程については、回答を差し控えさせていただきます」とした。