さまざまな話題(2023年9月現在だと、インボイスとか神宮外苑再開発とか)に対して「自分はこう思っているんだけど、嫌いな連中が自分と同じ意見を言っているので意見をいう気が失せた/自分は間違っているんじゃないかと不安になった」という旨の発言をしている人を複数(というかかなりの数)見かけて素朴に驚いている。
仲の良い人・好きな人だからといってその人が自分と同意見とは限らないのと同じで、たまたまある話題に対して嫌いな連中が自分と同じ意見を持ったとしても「まあそういうこともあるよね」なのではないか。
ただ、忌避感や不安を鎮める解決法が無いことはない。あなたの嫌いな連中の発言を日々観察し、あなたはそれと反対の意見を“自分の意見”として採用すれば良い。
それって「嫌いな連中に自分の意見を決めてもらう」ってことなのだけど、嫌いな連中が自分と同じ意見を言うことに忌避感を持ったり不安になったりしてしまうのであればそうするしかない。他人はコントロールできないのだから。
それってしんどい人生だなあと私は思うが、そうは思わない人が実は多数派で「普通」なのかもしれない。