25周年

 四半世紀経った。何もしなくても時間は過ぎるとはいえ、驚いている。

 2020年2月頃から日本でもコロナ禍モードに入り、それから二年経つがまだ終わる気配がない。国内外の移動に(制度的・心理的な)制限があるのが意外に堪えている。こんな「25年後」になっているなんて昔の私はもちろん考えていなかった。

 年齢を重ねることで、身体的に衰えを感じているが、思っていたよりもずっと身体が動かなくなっている。そして同時に好奇心や意欲も衰えている気がする。音楽や本に触れる頻度は本当に少なくなった。そして「普通」にすらなれなかった惨めで冴えない人生に愕然としたりもしている。

 もう残り寿命のほうが少ない(年齢的にそう考えて問題ない)中、どう生きていくかを考えている。できること楽しいことをやっていきたいな。