連帯責任

中学時代、クラスで誰かが問題を起こすとよくクラス全員で怒鳴られたものだ。問題を起こした人間を止めなかったみんなも悪いなどと教員 に言われたものだが、何の関係もない人間には非常にいい迷惑だったし、第一何の解決にもなってない。私は「誰か一人が問題を起こしたらクラス全員を怒鳴りとばすように。」っていう教員向けのマニュアルが絶対あるに違いないと思っているのだが、教員養成系学部の友人に聞いたら別にそんなものは無いと言われた。どうも連帯責任をとらせた方がいいと本気で思っているのが私の周りには多かったらしい。

いじめ問題の解決法を教員に聞いたアンケートの集計結果をニュースで見たことがあるが、その中に「生徒の自浄作用に期待する。」っていう回答があった。うわー、こいつら本当に 無能だわ。どーせこいつら役所の役人感覚で教員になってことあるごとにクラス全員を怒鳴りとばしてるんだろうなー、などと偏見たっぷりの目でみてしまったよ、私は。問題児がいたら教員自身がそいつだけを徹底的に罰すりゃあいいんだよ。なんで一人の責任を全員に分散しなけりゃいけないんだよ。だから何も解決しないんだよ。わかってんのか「無能、勘違い、落ちこぼれ」ども。

(1997/2/7)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

twelve − 7 =