体感治安

 最近凶悪事件が増えて治安がどんどん悪くなっている、という物言いに対して別に統計上治安は悪くなっていないよ、というツッコミの声がある。すると次は「体感治安」という言葉が出てきてこの言葉をダシにして色々モノを言うようになった。その「体感」とやらを誰がコントロールしているのか・できるのかを考えた方がいい。
 ふと思ったのだが、「体感治安」を根拠に「安全・安心」をやるということは、治安が良くなったという「気分」を与えればそれでいいわけだ。直接的に治安問題に人・モノ・カネをつっこむ必要はない。「気分を与えて」やればそれでいいわけだ。だって体感治安ってそういうことでしょう。「組織が家電製品を通じて私を盗聴している!!!!」とか「今すれ違ったヤツが俺を見て笑った!組織に雇われた監視員に違いない!!!!」とか言っている人の中ではその人にとっての「体感治安」は最悪なわけだが、それに対応するのは警察の仕事なんだろうか。
 まあ、「治安」という名分がつけば色々好き勝手にやりたいことができるよね、最近の流行りとして。

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