アラスカ・カナダ・ロシアの北極圏を訪ね、エスキモー・イヌイットの生活をルポした本。厳しい気候、動向のつかめない氷山、狩りの様子、生活や人間模様などが書かれている。
極北の狩人 椎名 誠 講談社 2006-06-21 |
DVD付きの本は、古本でしか手に入らないもよう。DVDにはKHB東日本放送で放映された映像が収録されている。
文庫本もあるが、こちらにはDVDは付いていない。
極北の狩人 アラスカ、カナダ、ロシアの北極圏をいく (講談社文庫) 椎名 誠 講談社 2009-06-12 |
この本が出た頃のベイfmのインタビュー記事。色々と興味深い話がある。豊かになって大資本のスーパーができるとデブ率が高くなるという話、「東京にいるときが一番食物に気をつけているみたい」という発言にはっとする。
そしてこの本には、椎名氏が移動中に読んだ極北関係の本について軽く紹介されている。これらの本にも目を通したくなった。
極北の夢 バリー・H. ロペス Barry Holstun Lopez 草思社 1993-12 |
生き物として、忘れてはいけないこと―次代へ贈るメッセージ コエンエルカ サンマーク出版 2004-12 |
パパーニンの北極漂流日記―氷盤上の生活 イワン・ドミトリーヴィッチ・パパーニン 押手敬 東海大学出版会 1999-04 |
南緯90度・浮かぶ氷島T-3・世界最悪の旅 (1978年) (Chikuma classics) 河村 章人 サイプル チェリー=ガラード ロダール 加納 一郎 筑摩書房 1978-03 |
参考:この本と直接の関係はないが、カナダ北極圏のホームステイ体験記 → 「北極圏ややサバイバル劇場」