POLAR LOOP

 ライフログ採取リストバンド、と言えばわかりやすいだろうか。製品公式サイトはここ製品マニュアルはここ

 これを利き腕と逆の腕に巻き、その間の身体の動き(横になっている、座っている、立っている、歩いている、走っている、の五分類)が記録される。あ、腕につけていない状態も記録されるので、正確には六分類か。
 ログはiPhoneアプリで確認できる(BluetoothでiPhoneと同期させる)し、POLARのサイトでアカウントを取ってそこにデータを貯めることもできる。
 実際に使ってみたところでは、丸三日は充電しなくても使い続けられそうな感じ。この時は、iPhoneアプリと同期させまくったので、その辺自重すればカタログスペックに近い時間使い続けられるのではないだろうか。
 なお、POLAR LOOPは睡眠の質もある程度判定してくれる(どのような判定ロジックなのかはわからない)。つまり、寝ている間もPOLAR LOOPを腕に巻いているという前提の製品なんだと思う。更に言えば、防水されているのでプールに入る時もシャワー浴びる時も外さなくて良い。一日中常に腕に何かを巻いていることが辛い人は無理しないで外しましょう。

 ここからは個人的に思った注意事項や要望事項。
 時刻表示モードで十秒間ボタンを押し続けると機内モードに切り替わるのだが、これを上手くやるコツがわからない。私は一回しか機内モードへの移行に成功していない。

 また、バンドの長さを調整するには、バックルを外してバンドを自分で切って調整しないといけない。どのくらいバンドを切ればいいのかを知るための、紙のバンドが付属しているのだが、それに従って実際にバンドを切っても何故かぶかぶかだった。なので、その先は目測でバンドを切らないといけないのだが、その時は穴一つぶんずつ慎重に切って調整を行うのがいいと思う。あと、スプリングバーを飛ばして無くさないように注意を。

 最後に、他のPOLAR製品で撮ったデータとの連携の問題。私はPOLAR製のハートレートモニターRS400を既に使っているのだが、RS400で撮ったデータとPOLAR LOOPで撮ったデータを一元管理することはできない。POLARの心拍数採取バンドには、電波で飛ばすタイプとBluetoothで飛ばすタイプがあって、両方に対応しているバンドが無いのはわかっているのだが、双方に対応したバンドは出てこないのだろうか。技術的なことはわからないが、使う側としては胸にバンドを二つも巻きたくないというのが素直な感想である。

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