昔こういう本がありましたよ、こういう人がいましたよ、という意味合いで読めればよかったんだけど、そのように読めない世の中にまた近づいているのかもしれないなと考えるとどんよりした気分になる。
巻末の解説で、敗戦当時の日本における「自発的隷従」について触れられている。そしてそれは今でも変わっていない。
宮武外骨の本ではないが、「自発的隷従論」はこれから読もうと思っている。
アメリカ様 (ちくま学芸文庫) 宮武 外骨 筑摩書房 2014-02-06 |
自発的隷従論 (ちくま学芸文庫) エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ 西谷 修 筑摩書房 2013-11-08 |