「1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活」絶対仕事辞めるマン

 ブラック企業入社をきっかけに会社を辞めるために資産形成を決意し、紆余曲折や試行錯誤を経て資産1億円を達成した、絶対仕事辞めるマン(ハンドルネーム)氏の著作。かなりストイックでハイレベルな節約生活のため、真似できる人はあまりいないと思うが、体験記として面白く読めた。

 約15年で資産5000万円、そこから6年で資産一億円達成したとのこと。モチベーション維持のために「一生分の〇〇代を貯める」という細かな目標設定をする、というのはなるほどと思った。また、1000万円札束と同じ大きさのブロックを段ボールで自作するというのが面白かった。

著者ツイッターアカウント:絶対仕事辞めるマン

Amazonでの購入リンク:1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活

著者に関する記事:東洋経済ONLINE DIAMOND online

コロナ禍でマスクを憎む人が生まれた

 コロナ禍が押し寄せて来た時、いわゆる「マスク警察」が問題になった。マスクをしない人に攻撃的になるというアレ。

 で、マスク警察に対する批判も出てきた。そのこと自体は良いんだが、その中からおかしな考え方が生まれてきた。

 マスク着用者を嘲笑ったり攻撃的な言葉を浴びせたりする、しかも支離滅裂。酷くなるとマスク自体を敵視する。

 曰く「もうマスクしていないのが多数派、マスクしてるのは少数派だからアホ!」(マスク着用者が多数派だった時、あなたはアホだったんですか?)、あるいは「他人がマスクしているかどうかなんて俺も皆んなも気にしていないんだよ!」と言ってた人が「今外に出るとマスク着用者はn割くらい、まだマスクしてるバカがいる」などと言っていたり(他人がマスクしているかどうかなんて気にしていないって設定はどこいった?)。

 コロナ禍というのは、人間の知性や思考力に関する残酷な現実を浮き彫りにしてしまったのだ。マスクそのものに敵意剥き出しの人に至っては、コロナ前もそんなにマスクを憎んでいたのですか?と聞きたくなる。

 

ほったらかし調理に使った炊飯器の洗浄

 炊飯器は米を炊くためのものだが、米以外の調理にも使える。パスタや野菜、肉などを調味料や水と一緒に放り込み炊飯スイッチを押すだけ。すごい楽。具体的なやりかたはWeb検索やSNS検索で。

 さて、炊飯器ほったらかし調理は楽なのだが、後始末が少し面倒。調理内容にもよるが、炊飯器の釜が油でギトギトになった場合、洗剤を使ってスポンジで磨いてもなかなかギトギトが落ちない。洗って乾かして触ってみると明らかに油が落ちていない。

 これ、かなり気になる。なんとかならないのか?お手軽な方法としては、釜が油ギトギトになったときは、白米と水を使って普通にご飯を炊けば良い。こちらも簡単ですね。

Amazonリンク: 炊飯器

GREEN NERVE vol.48

 久々に届いた。そして会員継続手続きをした。

 vol.47が届いたのはいつだっけと見返してみたら、2021年のフジロックレポートとか載っていた。昔は年4回届くという触れ込みだったような。

 今回は、ライブレポートや読者投稿人生相談コーナーなどに加え、「縷々五万日の本」という平沢進による短編小説(?)が載っていてこれがなかなか面白かった。

ケイオスユニオン公式チャンネル:https://www.youtube.com/@hirasawasusumu

2024年3月2日の新聞記事

 中日新聞の記事より三点。まずは高木毅に関するもの。

中日新聞 2024年3月2日 朝刊

自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて1日開かれた衆院政治倫理審査会で、発覚時に安倍派事務総長だった高木毅前国対委員長(衆院福井2区)は「関与していない」「分からない」を繰り返した。地元の有権者からは「本当とは思えない」「説明が不十分」と厳しい声が相次いだ。

中日新聞 2024年3月2日 朝刊

パンツ戦争」の高木毅さん、何も新しいことを語らず。嘘をついてもペナルティーが無い政倫審という状況。地元有権者の声が載っている。責任のなすり付け合いに余念がないもよう。素晴らしいですね。

続いて、柿沢未途被告の東京地裁公判に関する記事。

東京都江東区長選を巡り区議ら10人に計約280万円の供与や申し込みをしたとして、公選法違反(買収など)の罪に問われた前法務副大臣の元衆院議員柿沢未途被告(53)の公判が1日、東京地裁で

中日新聞 2024年3月2日 朝刊

検察は懲役2年を求刑。さらに、「公判で事件の経緯に関する説明を避け真摯な反省はみられない」と主張。

最後に、三重県の津田健次県議のハラスメントに関する記事。

津田県議は1月19日に委員会室で雑談中、元看護師の吉田県議に「今度風邪をひいたら、あやちゃん看病に来てね」と発言。吉田県議が「2万円もらったら行きますよ」と返すと「来るときに看護師の格好をしてきてもらおうかな」などと続けた。

中日新聞 2024年3月2日 朝刊

津田健次県議は「これまでこのようにコミュニケーションを取ってきた。会話がしやすい雰囲気をつくろうとしたつもりだった」と言い訳。コミュニケーション・会話がしやすい雰囲気、などと言えばハラスメントが正当化されると思っている知能と人間性、素晴らしいですね。

「特別報道写真集 2024.1.1 能登半島地震 緊急出版」中日新聞社

 中日新聞公式のお知らせはここ。裏表紙に「本書の売上の一部は、災害義援金として寄付させていただきます。」とある。

 2024年1月1日に発生した能登半島地震について、元日の号外・1月末までの写真や概況・北陸中日新聞のコラムなどがまとめられている。

 また、中日新聞コンテンツ「能登半島地震の被災地へメッセージ」も掲載されている。QRコードでのリンク付き。

Amazonでの購入リンク:特別報道 写真集 2024.1.1 能登半島地震

安全と水はタダか?

 岩明均の漫画「寄生獣」、作品終盤に美津代という人物が登場する。美津代が観ているテレビの討論番組でコメンテーター(舛添要一似)が「日本人は安全と水はタダだと勘違いしている」という旨の批判をし、それを観ていた美津代は「そんなもんタダに決まってる」と毒づいていた。

 最近になって、上述のこのシーンを思いだすことが増えた。「日本は治安が良くインフラが整備され安価に医療にアクセスができて〜」という言説にどんどん違和感が生じているからだ。今はまだそう言えるかもしれないが、そういう社会だったのを寄ってたかって壊してきて今も嬉々として壊しているのが日本人ではなかったか?

 「将来の日本はこうなる」「正規雇用などという特権がなくなり〜」とか、「AIに仕事を奪われるいやそんなことはない」、などと姦しい。それはいいのだが、賢しらに語っている人たちの中にも、「日本の安全はタダで未来永劫それが続く」という前提を疑いもぜず得意気に将来の日本について講釈を垂れている人たちがいる。これが「平和ボケお花畑」ってやつですかね。

Amazonリンク: 寄生獣

ノンアルコールビールはTOPVALUでいいのでは

 お酒を飲めないときには無糖炭酸水とノンアルコールビールに頼ることになるが、ノンアルコールビールはトップバリュブランドのやつでいいのではないか。安いし。

 トップバリュのノンアルコールビールは初めて飲んだのだが、オールフリーの代替品としてはこれで充分だと思う。ドライゼロの代わりにはならないかな。

Amazonリンク:ビール

Amazonリンク:ドリンク

「競争で状況が良くなる」ありきでパワポを作る

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2308/10/news084.html

 2023年8月の記事。

 これ「競争を促せば事態が良くなる」というメッセージを発することが目的化しているだけの話。内閣府も取材を受けた成田達治さんも、スマホOSやOS事業者の支配力、サイドローディングについてさえ特に興味ないと思う。

27周年

 27年が経ちました。今の自分の姿を27年前の自分は想像していただろうか?

 だいぶ前からそうだったけど、「お金が得られないならブログやってる意味がない、報われないならブログなんかやっても仕方ない」という考え方がある。ブログを始める動機が金を得ることだというのは否定しないし私だってお金は欲しい。でも、「自分の書きたいことを書いて誰かに読んでもらいたい」「極端な話、誰も読んでいなくても構わない、とにかく書きたい」から個人ホームページを始めた私には「お金が得られないからブログやっても仕方ない」という考えは理解はできるがピンとこない。

 インターネットで金儲けなんてとんでもない!もっての外!という感覚があった人、それを覚えている人、そもそもそれを知っている人、はどんどん少なくなっている。

 アクセス数やダウンロード数に価値を見出している人たちが宇宙人に見える時がある。その数字、そんなに有り難がったり目標として(時に金をかけて)追うような価値があると思ってる?正気か?と思うことが今でもあるけど、正しい人はそういうことをそもそも考えない。