ドスパラのネットブックCartina JSを購入

 Prime Note Cartina JSを購入した。HSはメモリを2Gにできるけど、これはできない模様(ドスパラサイトのスペックを見る限りはそう)。ただ、JSの方が重量が軽い。外に持ち運ぶ時は少しの重量差が効いてくるのでこれでいいか。

5/23開催の文学フリマにサークル「奇刊クリルタイ」の新刊が出るそうです

 明日開催のイベントです。私は遊びに行けませんが、ご興味のあるかたは是非。

「第十回文学フリマ」 5月23日(日)開催!

「第十回文学フリマ」
開催日 2010年 5月23日(日)
時間 開場11:00~終了16:00
会場 大田区産業プラザPiO →会場アクセス
(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)

「奇刊クリルタイ増刊 『dorj』」頒布のお知らせ

【第10回文学フリマ詳細】
ブース名:L-20『奇刊クリルタイ』
開催日:2010年5月23日
時間:開場11:00~終了16:00
会場:大田区産業プラザPiO →会場アクセス
(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)

【奇刊クリルタイ増刊『dorj』・概要】
サイズ:B5、100ページ
価格:一部1,000円(予定)

【奇刊クリルタイ増刊『dorj』・詳細】
特集「all about 中二病」

「教員はサラリーマン経験をしたことがない≒社会を知らない」「サラリーマンはつまらない人間」

 「教員は社会を知らない(≒サラリーマンをしたことがない)からダメ」って物言いは「なんでも環境のせいにしている」物言いだな、という理屈を思いついた。「サラリーマンは平凡でつまらない人間」ってのもそうだな。
 ただ、「教員はサラリーマンをしたことがないから社会を知らなくてダメ」ってのはある意味やさしみのある物言いだよね。「社会を知っていようがいまいが、サラリーマンをしたことがあろうがなかろうが教員は根本的にダメ」なんてことになったら、仮に本当にそうだとしても残酷な物言いだよなあ、だったら「サラリーマンをしたことないから」ダメなんだ、ってことにしておいたほうがやさしみのある態度なのかもね。

 そういえば「サラリーマンは平凡でつまらない人間」っていう物言いは最近聞かなくなったなあ。サラリーマンじゃない!ビジネスマン(ビジネスパーソン)だ!とか、ライフハックでスキルアップでキャリアアップでやりがいと成長と自己実現だ!っていうイメージ(イメージと現実のギャップについては必死に目をそらしましょう)がそれなりに定着したということなのかなあ。昔のリゲインの「24時間戦えますか」CMはギャグ的要素があったけど、今はあれを大真面目にトレースしているのだなと考えると色々とブラックだ。研修屋とコンサル屋の日々の努力が実を結んだね!
 その手のイメージが定着することで一番利益を得られるのは誰か?貧乏籤を引かされるのは誰か?というかそもそも「ビジネスマン(ビジネスパーソン)」ってのは経営をしている人のことじゃね?ということは考えないようにしよう。邪念を持つ信心の足りない人は血が穢れて人生のサクセスが遠のきます。経営者の視点(笑)。

教員の行う「体罰」に関する風当たりと不公平感について

 私自身はことある毎に罵声を浴びせられ時にはぶん殴られて「教育」されてきたということもあり、教員が生徒に暴力をふるうこと(「体罰」という言い方でもいいが)を「なにがなんでも絶対ダメ」とは思わない。ただまあ、暴力の運用方法に難がある教員のほうが多いな、と昔から思っている。平たく言えば「バカが暴力を用いるから問題になるんだ」ってこと。だから「何がなんでも暴力体罰はダメ」って方向になるのも無理はないよねえとも思う。もっと言えば何が何でも一律禁止!となるのはバカ教員の自業自得で連帯責任。
 かつて自分の周りの教員は「おまえらが悪いことばっかりすると決まりで縛らざるを得なくなる」「誰かが悪いことをすると『あの学校は…』という目で見られるんだ」とことある毎に言っていた。今、その言葉が「教員」自身に降りかかっている。

 さて、「かつて学校で殴られていた人」の中には昨今のそういう風潮に対して面白く思わない人がいる。

http://guideline.livedoor.biz/archives/50911183.html

 もう二度と学校に行かなくてもいいからって好き勝手言い過ぎです。あと根本的に頭の悪いのが混じっている。
 この手のニュースへの反応ってのは「自分が昔、如何にすごい体罰を受けたか自慢」「今になって思えばそれを受け入れられる俺って大人(うっとり)」というものになりがちなんだよね。バカだなあと思うけど、それが「教育の成果」であって、そういう反応をする人ってのが「学校で受けた教育がよく身についているいい子ちゃん」とされているわけだからどうにもならない。当人は本気の善意で心からそう信じているんだろう。何かを自分で抑圧しているという可能性も考えられるけど。
 彼らの発言を聞いていると、「自分たちはバカスカ殴られたのに今のガキどもはそうじゃないなんて不公平だ!不平等だ!」と言いたげなのがとても面白い。典型的な「戦後民主主義教育」の負の側面だな、と思う。
 更に、こういう人たちの中には、別の話題においては「戦後民主主義教育的悪平等が日本人をダメにした」みたいな発言をするのもいて、これもまた面白い現象だ。当人が自身の言動の面白カッコよさに気づいているかどうかは不明だが。

http://d.hatena.ne.jp/oono_n/20080711#1215767315

 これはまた別の「体罰事件」に関するコメントで、至極まともなコメントだと私は思うんだけど、上にも書いたとおり、こういうコメントは「学校で受けた教育がよく身についているいい子ちゃん」のコメントじゃあないのよね。

 繰り返しになるけど、昔に比べて教員の「情熱的な教育指導」がどうしてこんなに騒がれるかというと、バカな教員がバカみたいに「情熱的な教育指導」をバカバカやりまくったからだと私は思っている。そういう意味で、バカ教員の暴力沙汰が騒がれるようになったのはバカ教員の自業自得であり自己責任であり連帯責任であると私は思うんだけど、意外にそう思っている人って少ないのかな。

叱られたことがない世代?ああ新人類世代とかバブル世代のことね

いよいよ「ゆとり世代」が社会人に、真面目だが叱られたことがない若者の意識とは(2) – 09/12/10 | 12:32

真面目でプライドが高く、叱られたことがないという内定者。社会人になれば上司に厳しく注意されることなど珍しいことではない。取引先とのトラブルなど日常茶飯事だ。「ゆとり世代」は社会の荒波を乗り切っていけるのだろうか。
(東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之 撮影:尾形文繁)

 1990年前後だったと記憶しているけど、TVタックルというTV番組でバブル期の新入社員をネタにとりあげていて、「バブル期入社の新入社員が上司に厳しく注意されて『(生まれて)初めて怒られちゃったよ~』と肩を落とす」という内容の再現ビデオを見たことをいまだに覚えている。
 あと、バブル期入社の世代は当時「豊かな社会に生まれて甘やかされてわがままに育った世代」的な言われ方をしていたことも覚えているので、冒頭のような記事を見るとついつい薄ら笑いを浮かべてしまう。2010年の今、「ゆとり世代」を相手に鬱憤晴らしをしている「バブル世代」もいるんだろうなあ。「豊かな社会に生まれて甘やかされてわがままに育った世代」の今の心境を聞いてみたいものです。

 いつまでも変わらない新入社員に関する物言いってのは「老人のご機嫌取りで日銭を稼ぐ紙メディアのビジネスモデル」だという指摘。

http://twitter.com/T_akagi/status/12510375506

間違いなく10年前も同じようなことを言っているメディアがあったし、20年前30年前にも繰り返されているであろう新入社員批判です。:【入社・新生活】 2010年新人社員の取扱説明書 http://bit.ly/cZz6T2

http://twitter.com/monyop/status/12511138443

つまり変わらなかったのは、老人のご機嫌取りで日銭を稼ぐ紙メディアのビジネスモデルだったとw RT @T_akagi: . @chanbara 「新人類」というと、長州力を思い出すゲーム脳。新人類は80年代だから、30年前も同じことを言ってましたね。

 いつの時代も、ビジネスモデルと同時にニーズも不変なのだろう。一種の共犯関係か。

参考リンク:
入社年度別新入社員タイプ
新人類世代の現在
新人類(しんじんるい) – 日本語俗語辞書
(PDF注意)バブル体験世代と消費
http://www.jmr-g.co.jp/proposal/192.html

昔の議論を忘れて「指標や順位が上がれば日本は復活する」みたいに言われてもねえ

 GNPとかGDPとか、子どもの学力の国際順位とか、そういった数字が下がってきていて由々しき事態だ、と騒いでいる人がいて、まあそれはそれでいいんだけどちょっと気になることがある。
 数字とか順位さえ上げればそれでよしと思ってね?ってのがたまに目につく。ジャパンアズナンバーワンなんて言葉があった頃はあった頃で、数字上は金持ちになった筈なのに生活は全然金持ちじゃないとか土地が高すぎて都会に住めないとか相続税が払えないとか人口が多すぎて息が詰まるとか色々あった筈なんだけど。
 そういった過去の議論や反省を踏まえた上で色々考えないと、結局同じところを行ったり来たりするだけで進歩がないんじゃないの?
 自分より年上で、大人として過去を経験して色々な蓄積を積んでいる筈の年代にも、そういった視点がすっぽり抜け落ちている人がいるように見受けられる。なんなんだろう。
 TVタックルって番組あるでしょ?バブル華やかなりし頃、あの番組でママさんコーラスを使って「♪財テク財テク地上~げ♪」って当時の世相を歌わせていたんだけど、バブル崩壊以降一定の頻度で見かける「バブルよもう一度!バブル来れば全てハッピーオールオッケー!」的な人を見るたびにあのネタを思い出す。♪財テク財テク地上~げ♪♪財テク財テク地上~げ♪

 そのからみで思い出したんだけど、2009年6月にNHKのクローズアップ現代でこんな特集があった。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2009/0906-3.html#thu

6月18日(木)放送予定
“10歳の壁”を乗り越えろ ~考える力をどう育てるか~
「学力低下」問題をうけて去年、学習指導要領が改訂。算数・理科は前倒しで今年から新しいカリキュラムへの移行が始まった。授業時間も増えたが、それ以上に学習内容が全体に増加、前倒しされる。そうした中、教育現場で注目されているのが「小4の壁」という現象だ。この20年間、授業時間が削減され、学習内容も易しくなっているにも関わらず、勉強についていけなくなる児童が、9歳から10歳、つまり小学4年前後に急激に増えているのだ。原因の一つと考えられるのが「考える力」の低下。算数の場合、計算は得意でも、文章題になるとできないケースが目立つ。背景として、ドリルに依存した学習スタイルや、家庭での会話の減少によるコミュニケーション能力の遅れなどが指摘されている。各地で模索されている対策も紹介しつつ、「考える力」をどう育てればいいのかを考える。
(NO.2753)
スタジオゲスト : 佐藤 学さん(東京大学教授)

 ここにある

「考える力」の低下。算数の場合、計算は得意でも、文章題になるとできないケースが目立つ。背景として、ドリルに依存した学習スタイルや、家庭での会話の減少によるコミュニケーション能力の遅れなどが指摘されている。

ってのは1980年代後半あたりにも聞いた話だなあと思ったよ。

 更に関連してこんな指摘も。
そろそろ周回遅れの教育議論は止めにしよう – Munchener Brucke

私が中高生だった頃、まさに詰め込み教育、受験地獄批判花盛りで、知識偏重の教育の弊害が盛んに叫ばれた。官僚の不祥事やら、日本の国際競争力低下まで、何でもこれらの問題だとされ、教育改革が急務だとされていた。

ところが今度は、80年代にさんざん議論されたことは無視され、再び教科書が厚くなったというどうでもいい部分が強調され、今度は、知識量偏重の教育を復活させるベクトルが働いた。

全く進歩しない議論を30年間やってきた総括をしないと、また空虚な教育議論を繰り返すだけである。

ただなぜか「ゆとり教育批判」の中で、エリート教育=「詰め込み復活」みたいな議論が多い。20年前の議論の方が理に適っていた

プレステの音楽ソフトDEPTHをPSPで遊ぶ

 このエントリを見て、PSPでDEPTHができることを知る。早速自分もやってみた。
 まずはPCとUSBケーブルとPSPを準備。PSPのファームウェアを最新にしておく。
 そして、PlayStation Network(PSN)でアカウントを取得して、PSNDownloaderをPCにインストールする。USBケーブルでPSPとPCを繋ぎ、ブラウザのアカウント管理画面からPSP本体の認証を行う。
 次にMedia GoをPCにインストール。iTunesみたい。iTunesでiPodの中身を管理できるのと同じように、Media GoではPSPの中身を管理できるようだ。
 PSNでゲームを購入するには、自分のアカウントのウォレットにチャージ(入金)をして、PSNからゲームその他を購入する。チャージ方法は色々あるけど、ウェブマネーは使えない。
 PSNでDEPTHを購入し、PSPをUSBケーブルでPCに繋ぎ、ゲームソフトのデータをPSPのメモリースティックへコピー。あとはPSPでゲームを起動。
 昔のPSゲームをPSPで持ち歩けるなんて!すごい。冒頭にリンクしたエントリにもあったけど、DEPTHはPSPとすごく相性が良いと思う。
追記:DEPTHの隠しコマンド紹介

DEPTH DEPTH

ソニー・コンピュータエンタテインメント 1996-12-06
売り上げランキング : 9563

Amazonで詳しく見る by G-Tools

MacBook Proで、10年ぶりに箱から出したシンセ(XP-50)を制御する

このエントリの概要:古いシンセサイザー(XP-50 / Roland)の内蔵シーケンサーを使って音を出すのはかったるい。あと、最近はパソコンをサンプラーとして使える。なので、MIDI音源の制御+サンプラーをノートPCで実現するためにどうすればいいかを検討をした。ここでは、MacBook Proに付属しているGarageBandというソフトを使う。

※注意:ここに書いたことは間違っているかもしれないのでご注意願います。

0.前置き:過去のDTM体験
 1996年-1999年頃:XP-50(Rolandのオールインワンシンセ)・SU-10(YAMAHAのサンプラー)を買ってチマチマと触っていた。プレステのDEPTHというソフトをサンプラーと一緒に鳴らして遊んでいた。その後MC-303(Rolandのシンセ)も購入。折角買った楽器だけど、使い倒していたとは言い難い。因みにスピーカーはソニーのSMS-1P
 ゼロ年代前半:デュアルCDプレーヤとNumarkのDM1001EXというミキサーを買ってDJごっこに興じる。曲作らなくていい!打ち込みとか面倒な作業が無い!楽しい!MC-303はBPMを計るのに使っていて、SU-10もワンショットの音出しに使用。XP-50は箱詰めして放置。あとAcid3.0を買った。結構高かった筈。CDやゲームから音声を取り込んでwavファイルをペタペタ貼り付ける。こっちもいつの間にか放置。そういえばゲームボーイで動くnanoloop2.0というシンセソフトも買っていた。
 ゼロ年代後半:DJごっこもいつの間にかやらなくなり、デュアルCDプレーヤが壊れた。初音ミクに驚き購入するもすぐに放置。そんな中DS-10が出る。これも触ったり放置したりを繰り返している。

1.XP-50を10年ぶりに箱から出す
 箱に詰めたまま10年間放置していたXP-50を先日久々に外に出してみた。壊れていたら粗大ゴミかなと思っていたが、普通に動作している感じ。またシンセ+サンプラーで色々遊んでみたくなる。とりあえずキーボードスタンドKS-16を購入してきた(昔はシンセを机の上に置いていた)。
 XP-50はシーケンサー内蔵だけど、画面が小さく操作性が厳しい。今ではMIDIシーケンサーソフトがフリーでも色々あるからパソコンがシーケンサーになる。サンプラーに関しては、今ではHDDが当時とは比較にならない程大容量化しているのでパソコンがサンプラーになる。安物ノートPC+MIDIインターフェース+フリーソフトでなんとかなりそうじゃね?と思い立ち調査開始。

2.MIDI関係のフリーソフトを調べてみた
 Music StudioがMIDIデータと音声ファイルを扱えるWindows用のDAW(余談だが、今回色々調べている中で、DAWという言葉があるのを初めて知った)ソフトしかもフリー。これで充分というかこれでも機能過剰な気がする。
 昔のシンセやサンプラーにはUSB端子は付いていない(今では当たり前にシンセにUSB端子が付いているんだね!びっくり!)ので、MIDIインターフェースUM-3Gを買ってきて手持ちのノートPCに繋ぐ。Music Studioで入力したMIDIデータでシンセを鳴らせるし、シンセの鍵盤からMIDI信号をMusic Studioに入力もできる。

3.MIDIシーケンサー+サンプラー用途のノートPCを調べてみた
 というわけで当初はノートPCにMIDIインターフェース経由でXP-50(やMC-303)を繋げて、Music Studioで制御することを考えていた。今使っているノートPCは古いうえに色々なソフトが入っていて重いので、DAW用にノートPCを買おう、今は結構安くなっているし、ということで調べてみた。
 調べてみると、メーカー製のパソコンは関係ないソフトが最初から入っているよとかノートパソコンはバッテリーの持ちを優先させるために処理性能が押さえられているよとか、そういう話が出てきた。所詮は遊び目的(しかも使うのはフリーソフト)なのでそれでも構わないとは思いつつもやっぱり気になってしまう。
 また、DTM(DAW)専用を謳うBTOノートPCというのもある。例えばドスパラで扱っているdigistrema noteというノートPCは14万円くらいで買える。
 ここらへんでさてどうしたものかと悩む。目をつぶって安いノートPCを選んでも、そもそも遊びで楽器をいじるだけなんだから別に問題ないような気もするし。
 そういえば今MacBookって10万円で買えるんだよなあ。Macという選択肢もあるなと思い調べてみると、Macに最初から入っているiLifeにGarageBand ‘09という音楽ソフトがあり、これが遊び用途でも充分過ぎる内容らしい。ちょっと見たところAcidっぽいし、Mac内部でソフトウェアシンセをMIDI制御もできるのか。MIDI出力はできないから外部MIDI音源は鳴らせないみたいだけどプラグインでそれも可能になるみたいだし、DAWソフトが無いWindowsノートPCだけ買うのと値段的にも大差ないなあと。あとはiLifeは他のソフトも面白そうだというのも大きかった。

4.MacBook Proを買ってきてセットアップした
 どのMacを買うかを迷ったけど、結局MacBook Pro13インチモデルを購入。ノートPCって本体は小さくても箱は大きくなるものだけど、これは箱小さいな。帰宅して自宅の無線LANに接続した。
 RolandのサイトからUM-3Gのドライバを入手してインストール&設定。そしてXP-50を接続した。

5.GarageBandの設定
 GarageBandからMIDI出力を可能にするためのプラグインmidiOを導入。設定方法はGaragers.netのこの記事を参照。GarageBand内のMIDIデータでXP-50を鳴らせることを確認した。
 そして、GarageBandで使うループの作成をするためのAppleLoops SDKを導入。Garagers.netのこの記事を参照。昔Acidで使っていた音声ファイルを流用できそう。所有しているCDから曲の一部を切り取って使いたいが、具体的にどう音声ファイルに変換して切り取ればいいのかは未だ試していないので不明。

(必要に応じて追記修正します)

Mac Fan GarageBand '09マスターブック (Mac Fan BOOKS) Mac Fan GarageBand ’09マスターブック (Mac Fan BOOKS)
木村 公彦

毎日コミュニケーションズ 2009-04-28
売り上げランキング : 245800

Amazonで詳しく見る by G-Tools

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU

クリプトン・フューチャー・メディア 2007-08-31
売り上げランキング : 112

Amazonで詳しく見る by G-Tools

KORG DS-10 PLUS Limited Edition(「大人の科学マガジン」制作ガイドブック同梱) KORG DS-10 PLUS Limited Edition(「大人の科学マガジン」制作ガイドブック同梱)

AQインタラクティブ 2009-09-17
売り上げランキング : 6041

Amazonで詳しく見る by G-Tools

Apple Magic Mouse MB829J/A Apple Magic Mouse MB829J/A

アップル 2009-10-31
売り上げランキング : 349

Amazonで詳しく見る by G-Tools

13周年

 このサイトを始めて13年が経った。この一年ごとの区切りが来るのがどんどん早くなっているような気がする。

 ネットにより人の生き方や社会が変わる!なんてことが色々な人によって今まで騒がれてきて、今も騒がれているけど、確かにネットによってそういったものは変わってきたと思う。騒いでいる人が言っているように、あるいは自分が思っていたように変わってきたかはともかく。「ホームページやってるの?オフミとかしてるんだ?」なんて会話は今思うと隔世の感があるよ。ああ、でも用語が違うだけでやってることは変わらないのかな。

 ネットには昔から魑魅魍魎がいた。今はネットを使っている人が多くなっているので更に魑魅魍魎が百花繚乱だ。面白いなと思ったり苦笑したりイライラしたりする。マーケテング!ビズネス!ライフファック!私の名前はクリストファー・エリクソン!

 とりとめもなく書くけど、全体的な傾向か一部の傾向かはわからないけど、最近のネットはtwitterとかmixiみたいなSNSとか、そういったところに「閉じている」という感覚があるけど今後はどうなっていくのやら。ほどほどに想像の範疇のところに、ほどほどに考えもしなかったところに向かっていくのだろうか。

学校裏サイトを「児童・生徒によってgenerateされるMedia」と考える

 最近はあまり話題として目にしないんだけど、いわゆる「学校裏サイト」と呼ばれるものについての文章を一時期多く目にした。その時につらつらと思ったことを書く。

 学校裏サイトの生成過程について読んだとき「これってCGM的だなあ」と思った。レビューサイト的ともSNS的とも。まあ、呼び方は色々あるだろうけど。で、そういったものが、学校の公式コンテンツとしてでなく、勝手サイトみたいな形で誰の目にも触れられるようなところにあると、確かに教員や保護者からしてみるとあまりいいものには見えないよねえ。特に教員からしてみれば、児童・生徒の管理における面倒な火種にもなりかねない。
 学校の中で児童・生徒が何かメディアを産み出しても、学校という閉鎖社会においては教員もそれを管理しやすい(といってもそれはそれで大変だけど)。でもネットの世界に手軽にそんなものを作られてしまうと、それを教員がコントロールするのはとても難しい。少なくとも学校内で交換日記を弾圧するよりは遙かに難易度が高い。
 なんというか、「学校裏サイト」って名前の付け方が、色々なものを物語っているよね。自分に都合の悪いものへむける眼差し。

 で、繰り返しになるけど、「学校裏サイト」ってCGM的だなあと。いじめ等の学校の諸問題の可視化表出化がされる可能性を秘めている(って書くとなんか「学校裏サイト」が「いいもの」のように聞こえてくるね!)。で、例えばいじめの問題に関して言うと、こういうのは学校の教員の立場からいくと非常に「都合が悪い」。学校内で何か面倒なことが起きたときに「心当たりはありませんうちの学校にはいじめはありませんみんな仲良くやってます」ってますます言えなくなっちゃうから。
 学校裏サイトに関する発言で「学校裏サイトがいじめの温床」というのがあって、そのこと自体はいいんだけど、そもそも学校そのものが「いじめの温床」なんだという意識がないお花畑さんがいるなあと思う。というか、学校そのものは「いじめの温床」であってもいいんだろうな。学校という場で教員による情報や生成物の一元管理ができて、そこで情報流通をコントロールできればいいという発想か(もちろん一元管理だってものすごく大変なんだけど)。まあ面倒くさいことで仕事が増えたり責任取らされたりするのは誰でもイヤだもんね。
 教員の立場から言えば、表向き仲良くやっているように振る舞ってもらえれば裏でどんないじめが起こっていようが構わない(全く心当たりがありませんうちの学校/クラスにいじめはありませんみんな仲良くやってました、と言えるから)んだろうだけど、学校が抱える問題点が可視化されて、それが誰に対してもオープンになってしまう学校裏サイトというのは頭の痛い存在なんだろうなあ。教員の影響・統制の及ばないところで児童・生徒により生成されるメディア、ってのは教員にとって非常に都合が悪い。
 いじめで自殺した児童・生徒が残した遺書は上手くやればなんとか握りつぶせる(遺書すら残さないで自殺しちゃう児童・生徒もいる。もしそうなると「証拠」が残らないので学校側の責任を有耶無耶にすることができる)かもしれないけど、いじめの証拠になるようなものがネット上に流れてしまうとそれのコントロールはまず不可能。それは交換日記を潰すような発想・手法では対応しきれない。

 学校の仕組みの問題点ってのは義務教育を受けた人間は多かれ少なかれそれを身に染みて体験しているわけだがその割にはそれは体系化されていなかったりする。だって自分や自分の子供が学校出ちゃえば関係ないわけだし。でも、当事者によってCGM的なメディアを使ってそれが(表現が稚拙であっても)可視化・蓄積されちゃうとこりゃあもう教員の能力じゃ手に負えないだろ。
 いじめ等の学校が抱える構造的な問題点が「学校裏サイト」というCGM的なもので容赦なく可視化されてしまう。しかもそこには学校のコントロールが及びにくい。でも、学校の問題点を構造的なものだと認めたくない人、あるいは能力的にそれが見えない人は「学校裏サイトはいじめの温床」とは言うけれども学校そのものが「いじめの温床」だという現実からは必死で目をそらし決して向き合おうとしない。
 「学校裏サイトを規制してください!」「フィルタリングしましょう!」それで自分に都合の悪い面倒なものを見なくて済むようになればいいですね、交換日記禁止みたいな発想がいつまで通用するのかな?

参考リンク: