アメリカ東海岸の3500kmくらいあるトレイルを歩き通した記録。トレイルを歩く中で出会った人たちや、トレイルを歩く人を助ける「トレイル・エンジェル」と呼ばれる人たちとの交流、歩く中での著者の思索やもろもろの喜怒哀楽を綴った本。
著者がハードな行程を歩ききって、途中で出会い同様にハードな行程を歩ききった海外のハイカーが体重が減った一方で、著者自身はアメリカのヘビーな食料事情により逆に体重が増えた、という旨の記述が印象に残った。
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メインの森をめざして-アパラチアン・トレイル3500キロを歩く 加藤 則芳 平凡社 2011-07-09 |