「言論の自由」の履き違え

 おかしなことを言えば批判される、少なくとも様々な方面から様々な声があがる、ってだけのことを「言論の自由の侵害だ!」ってピーピー騒ぐのって、どうみても「戦後民主主義教育」の弊害だよね。

 その当人ご自身が「戦後民主主義教育の弊害」の典型だという意識が全くなくて、むしろ他人を「戦後民主主義教育の弊害」呼ばわりするのも非常に個性的で興味深い。「権利」とか「自由」ってのは君の都合だけを保証するための言葉じゃないんだよ。わかるかな?

 自分は言いたいことを言うけど、それに対して他人に言いたいことを言われることについては異常なアレルギーを発したり(自衛隊アレルギーとかと同じで、何か「特定のイデオロギー」に毒されているのだろう)、ものを言うのにあたって自分の地位や立場や影響力を考慮できない、民主主義社会における言葉の重要さを解っていない人たちってのは非常に典型的な「戦後民主主義教育」の申し子だなと思う。

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