「人間であることの資格」に関する認知

「勃起不全=人間ではなくなった」という考え。(2022/5/12現在非公開ツイート)

https://twitter.com/76ouij0qhqx50/status/1524171131191631872

「結婚してやっと人間になれる」という考え。

https://twitter.com/63cities/status/1523512564852101120

会社員の知人が、メンタル疾患になり心療内科に行き職場にそれを報告して会社をしばらく休むことになった時に「自分は普通の人間にすらなれなかったダメな存在なんだな」と認識し、それを十年二十年という長さで未だに引きずっている、という話をしていたのを思い出す。

人間とは何か。

THE FORWARD Vol.1(実業之日本社)

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 書店に久々に足を運び、たまたま手に取てよさげだと思って購入した。

 色々な文章が載っているのだが、えらいてんちょう(矢内東紀)氏の「つらい人生の処方箋」が面白く、考えさせられた。FIREや現代の仕事が苦しい理由と解決について記されている。

 ハンナ・アーレントや東アジア反日武装戦線や中田考の文章を引用しつつ、人生に「意味付け」をしていこう、と考察している。

近況(自己コントロールの狂気とか生き方とか)

 自己コントロールの檻に入らざるをえず、マインドフルネスに関する本を読んでいた。心の状態をコントロールしないと支障が出る状況とは一体何なのか。「気が狂わないために心の状態をコントロールするのです!」という狂気。

 そして、高村友也氏の「僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って」を読んだ。二年半くらい前に購入してちょっと読んだきり放置していたのだが(私は書籍に対してこういうことをよくやる)、先週一気に読み終えた。
 感想文は別エントリで書こうと思っているけど、「高村氏はこのように考えた。よって高村氏はこのような生活スタイルを採用している。」と書いてある本だという感想を持った。エキセントリックなことは何も書かれていない。
 また、この本に「今」「ここ」「私」というフレーズが出てきたのに反応してしまった。マインドフルネス本に出てくるキーワードなんですよこれ。

 猛暑と呼ばれた状態も解消されたのだろうか?ここ何日か過ごしやすい気候になっている。ずっとこんな感じだといいのに。

 あと、認知行動療法について概略をお勉強する予定。

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心の構造ー意識的と無意識

 放送大学のラジオ「心理カウンセリング序説 第9章」をたまたま聴いていたのだが興味深い内容だったのでメモ。私が勘違いしている可能性もあるので以下の話は真に受けないように。

  • 自己治癒力を活性化させるのが医術で、カウンセリングも似たようなもの
  • 夢:意識と無意識が深くかかわっている
  • 夢には比喩的なイメージが現れる(例:国会に外国人グループやロックグループが現れる)。夢はクライアントの意識が変容しつつあることを示す。自律的にイメージを生み出している。夢はクライアントの内なる自己治癒力を示している。
  • 無意識は、凝り固まった意識を変容させる自己治癒力を持っている。夢は無意識のもつ自己治癒力が具体的に表現されている。クライアントの心のありかたの変容を象徴的に表現している。
  • カウンセリングはクライアントの内なる自己治癒力に働いてもらうものである

 なかなか面白いラジオ放送だった。

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自分の時間のつぶし方を自分でなんとかできないのって社会人として辛いと思う

セミリタイアしてヒマじゃないですか?と聞かれると質問者がかわいそうになる

仕事の有無や趣味の有無に関係無く、つまらない考え方の人はどんな人生を選んでもヒマでつまらない人生をおくるでしょう。セミリタイアする事とヒマで困る事の直接の関係はありません。

 自分の時間のつぶし方さえ自分でなんとかできないなんて、生きる力の決定的な欠如なのではないか。人間能力の有無はあるからそれができないのはいいにしても、そのことを得意気に話せる人というのは昔から理解できない。

「ぼくは眠れない」椎名誠

 著者は長年不眠に悩んでいるそうだ。不眠になったきっかけや、自身の不眠の解決のヒントを書籍文献などにあたってそこで知ったこと、不眠対策の試行錯誤などについて書かれている。「椎名誠 旅する文学館」やインタビューや過去のエッセイで断片的に語られていたことと重複する部分もあるが、不眠に関する経験や思いがこの本ではまとめられている。
 著者の場合、不眠とは上手く付き合っていくしかないという結論になっているようだ。色々調べ試してみた結果、結局はそこに行きついているもよう。

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「敏感過ぎる自分を好きになれる本」長沼睦雄

 些細なことに反応してしまう。そんな人はHSP(Highly Sensitive Person)なのかもしれない。HSPは医学的な概念として認められていないらしい。しかしHSPと思われる人は確かにいるように思われる。この本でも「性格や思考のゆがみでは説明できない過剰な敏感さ」と説明されている。
 そんな人は如何に「生きづらさ」に対応していけばいいのか。そのヒントが記されている。「過剰な敏感さ」を利用して支配しようとしてくる人からは距離を置く、などのこと。

「敏感すぎる自分」を好きになれる本 「敏感すぎる自分」を好きになれる本
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いろいろな生産の形

#372 アイデンティティとは、いま、そこにある捨てられずに残ってしまう何か 石川 竜一さん(写真家)

 MAMMO.TVにあったインタビュー記事。

たまたま知り合った精神科の医師と話す機会がありました。そこで話題になったのが、「治療とは結局は何なのか?」でした。

精神病院の治療とは、生きづらさを抱えて患者と呼ばれるようになった人が社会でやっていける状態に持っていくことです。そこで僕が考えたのは、「社会」とは資本主義とか生産性のことです。治療は、社会からこぼれた人を入れ直して「生産性をあげましょう」と言うようなものです。

でも本当にそうなのか。少し考えたら普通にわかるのは、別にそうである必要はないことです。もっと別の生産の形があることの方がおもしろいんじゃないか。いまの社会に適応している人だけでは行き詰まっているのだから、生きづらい人をそこに引き入れても仕方ない。

いまの多数派の人で作られている「社会」や「生産性」ではなく、もっといろんな形であり得るはず。というのも一人ひとりが違うわけだから、そこまでバラしてみたら、全部「それもありだね」で並べられるんじゃないか。そちらの方がおもしろいと思います。

 なるほどと思いつつも、「いまの社会に適応している人だけでは行き詰まっているのだから、生きづらい人をそこに引き入れても仕方ない。」という部分には引っかかった。「いまの社会に適応している人だけでは行き詰まっている」からこそ、「生きづらい人」を引き入れることも大事なのではないか、と。ただ、こういう私の考え方は「社会(石川氏の言うところの「資本主義とか生産性」)」じみた考え方なのだろうなあとも思う。
 しかし、「別にそうである必要はないことです。もっと別の生産の形があることの方がおもしろいんじゃないか。」というのも確かにその通りで、色々な形があったほうがおもしろいし、より生きやすいだろうなあと思う。

引きこもり年末年始

 部屋の荷物整理を優先する関係で、今回の年末年始はずっと家に籠もっている。なので遠出せず。そのわりにあまり進んでいないけど。
 「ねんきん定期便」なるものが届いた。「これまでの保険料納付額」を見て暗澹たる気分になる。俺は金持ちじゃなくて金銭的に余裕がないのでね。
 そしてねんきん定期便に記されている「上記の年金額を仮に20年間受給した場合の合計額」という記述が俺の神経を逆撫でする。年金を20年間受給させていただけるのであればこれほど喜ばしいことはございませんなあ。受給開始年齢はこの先何歳まで引き上がるのかな。

 現時点では年金は65歳から受給させていただけるようですよ。
http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/01.html

 俺も他人の年金でさんざんおいしい思いをしたあげく定年で逃げおおせて一切おとがめなしという充実した人生を送りたかったなあ。