キーボード・マガジン 2010年10月号 AUTUMNのP-MODEL記事

キーボード・マガジン 2010年10月号 AUTUMN

キーボード・マガジン 2010年10月号 AUTUMN

9月10日発売

アーティスト列伝~P-MODEL
キーボード・プレイヤーにスポットを当て、
アルバムごとに異なるスタイルを見せるP-MODELサウンドの変遷史。
モノクロ14ページ掲載。
http://www.rittor-music.co.jp/hp/km/

 P-MODEL特集目当てで買った。ことぶき光インタビューで、当時のライブでは同期信号を手で発信していたとか、ファイル復活ツールのバグ(?)を利用してサウンド・ファイルを作っていたとか、知らなかった話が書いてあって面白かった。

 私が初めて買ったP-MODELのCDは「big body」です。

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キーボード・マガジン編集部

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急にカネを持つようになった人がお出かけをすると

 日本に来る中国人観光客のマナーが悪い、的な声を聞くとき、「まー急速に経済成長をした(急速にカネを持つようになった)人が余所に出かけるようになると、そう見えてしまったり実際そうだったりすることがあるよね。昔の(今でも?)日本人観光客が海外で評判悪いと言われていたのと同じか」と私は思うんだけど、そうは思わずに「かの国の国民性」とか言い出している人を見ると頭を抱えてしまう。カネ持ってなかった人が急にカネを持つようになれば程度の差はあれそうなるんじゃないのか。
 最近のことしか知らない若い人は言うのは仕方がない面があるにせよ、過去の日本を経験している筈の年寄りが似たようなことを言っているのを見ると、教養とかものを考える力とかいうのは大事で、そういった能力は後から取り返しをつけるのが困難なのかなあと思ってしまう。成長もなく歳の数だけは増えて、そのカウント数だけをもって自分が偉くなったかのように錯覚している、学力や人格が低い年寄りは確かに存在するし、そういう人ってのは自覚や反省する心を持つには既に手遅れだったりするからねえ。
 だいぶ前の話だけど、2008/2/28に放送された、NHKのクローズアップ現代「新興国富裕層が日本を変える」で、日本に来る海外の富裕層の特集をしていた。海外の羽振りのいい人たちが日本でたくさん消費をしてますよ、という冒頭だった。高度経済成長期やバブル期の頃は日本人が海外でこういうことをしていたんだろうな海外の人の目にはこんな風に映っていたのかもしれないなあ、なんてことを思った。
 日本での買い物ツアーにあたり「たくさん買い物するぞー、おー!」って言ってた人たちや、値段の高い料理を食いながら「おいしいでーす」とカメラに向かって言う人、かつての「金満日本人」(って言い方はおかしいか。金満日本人は昔も今も金満日本人だし)のイメージとかぶるよなあ。
 ある程度以上の年齢の人ならそう見るよなあ、と私は思っているのだが、実はそうでもないのかもね。

iPod touchで使っている、さいすけの仕様が変わったもよう

 さいすけ公式サイト
 さいすけ無料版を使いチマチマとGoogleカレンダと(制限付きの)同期をさせつつ使い続けていたんだが、最近のアップデートでGoogleカレンダの内容を表示できるようになっていた。
 無線LANが繋がる環境では、確かにGoogleカレンダの状態がそのままさいすけでも見ることができる。無線LANの繋がらないところではどんな表示になるのか確認してないけど、なかなかありがたいアップデートだなと思った。

腕時計にかかるコスト

 お値段の高い腕時計を好んで持つ人の中に「一生使うことを考えれば、一日当たりのコストを考えるとこっちのほうが割安」という意味のことを言う人がいる。
 で、気になったので計算をしてみる。

 私は、二年ちょっと前にmarumanの腕時計GETWAVEを買った。ソーラーパネル付き電波時計。家電量販店で3,000円。
 使っているうちにバンドが切れかかってきたので、先日替えのバンドを購入して自分で交換した。1,000円。
 このペースで32年使い続けると幾らかかるか。なお、バンドは二年で交換するものとする。

 3,000円+(500円/年×30年)=18,000円

 62年だと33,000円。実際には電池の交換もあるからこの通りにはいかないが、それでも5万円は超えないだろう。

 で、冒頭の高級腕時計大好きなかたの言う「腕時計」というのは幾らくらいのモノを想定しているんだろう?ちょっと気になる。
 ま、marumanの安物腕時計が30年も使えるなんて思っていないけどね。使えれば嬉しいけど。

iOS4にした途端にバッテリの減りが速い件について

 先日(2010/06/28)に、iPod touch(32G)をPCに繋げてiTunesと同期させようとしたら、OSをバージョンアップしますか?というようなメッセージが表示され、そのままバージョンアップしてみた。そしてバージョンアップも終了し、その日はPCから外して寝たのだが、翌朝起きてビックリ!バッテリーが減っていて、残り20%の警告が出ていた。
 なんじゃこれと思って色々と調べてみると、似たような状況にある人を発見。

http://homepage1.nifty.com/kazuf/renewal.html#apple_1277814000

位置情報サービスがiPod touchなのにもかかわらずオンになっていたためだった。オフにすると以前の状態に戻った。一晩ではびくともしない。

とのこと。この記述はさっき見つけたので、今晩はこれで様子をみようと思う。

 それはそれとして、今回の「iOS4にした途端にバッテリー激減り」に関して気になったことがあるので以下メモ。

 私の場合

  • 夜、家に帰りPCに繋げて同期&充電。2~3時間程度は繋げたまま放置。寝る頃にはバッテリーはほぼ満タン。寝るときにPCから外して放置。
  • 6時間程度経って翌朝見ると、バッテリーが残り20%警告。慌てて家庭用電源で充電。でも家を出るまでの20分~30分程度しか充電できない。
  • バッテリーのゲージは半分以下のまま外出。そこから家に戻るのは最短でも12時間程度。移動中に合計1.5時間くらい音楽を聴く程度であとはカバンの中に放置。でもこの12時間の間にバッテリー切れにはならないし、残り20%の警告も出ない。

こんな感じだった。

 寝るときの6時間でバッテリーが満タン状態から20%まで減るのに、昼間はバッテリー半分以下状態から12時間経ってもバッテリー残量はあまり変わっていない。何故だ?もちろんその間iPod touchの設定は一切触っていない。

ドスパラのネットブックCartina JSを購入

 Prime Note Cartina JSを購入した。HSはメモリを2Gにできるけど、これはできない模様(ドスパラサイトのスペックを見る限りはそう)。ただ、JSの方が重量が軽い。外に持ち運ぶ時は少しの重量差が効いてくるのでこれでいいか。

  • セットアップメモ
    • 電源入れる。ライセンス認証は後回し
    • コンパネ→ネットワーク接続 の「ローカルエリア接続」から無線LAN設定
    • XPのライセンス認証(とユーザ登録)
    • Microsoft Update
    • ウィルス対策ソフトをインストール&アップデート&完全スキャン
    • Google Chromeインストール
    • Adobe flash playerインストール
    • Adobe readerのアップデート
    • メモリの掃除屋さん、スタートアップチェッカーをインストール
    • TeraPad, foobar2000をインストール
    • ManyCamと笑い男のエフェクトをインストール(参考

5/23開催の文学フリマにサークル「奇刊クリルタイ」の新刊が出るそうです

 明日開催のイベントです。私は遊びに行けませんが、ご興味のあるかたは是非。

「第十回文学フリマ」 5月23日(日)開催!

「第十回文学フリマ」
開催日 2010年 5月23日(日)
時間 開場11:00~終了16:00
会場 大田区産業プラザPiO →会場アクセス
(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)

「奇刊クリルタイ増刊 『dorj』」頒布のお知らせ

【第10回文学フリマ詳細】
ブース名:L-20『奇刊クリルタイ』
開催日:2010年5月23日
時間:開場11:00~終了16:00
会場:大田区産業プラザPiO →会場アクセス
(京浜急行本線 京急蒲田駅 徒歩 3分、JR京浜東北線 蒲田駅 徒歩13分)

【奇刊クリルタイ増刊『dorj』・概要】
サイズ:B5、100ページ
価格:一部1,000円(予定)

【奇刊クリルタイ増刊『dorj』・詳細】
特集「all about 中二病」

「教員はサラリーマン経験をしたことがない≒社会を知らない」「サラリーマンはつまらない人間」

 「教員は社会を知らない(≒サラリーマンをしたことがない)からダメ」って物言いは「なんでも環境のせいにしている」物言いだな、という理屈を思いついた。「サラリーマンは平凡でつまらない人間」ってのもそうだな。
 ただ、「教員はサラリーマンをしたことがないから社会を知らなくてダメ」ってのはある意味やさしみのある物言いだよね。「社会を知っていようがいまいが、サラリーマンをしたことがあろうがなかろうが教員は根本的にダメ」なんてことになったら、仮に本当にそうだとしても残酷な物言いだよなあ、だったら「サラリーマンをしたことないから」ダメなんだ、ってことにしておいたほうがやさしみのある態度なのかもね。

 そういえば「サラリーマンは平凡でつまらない人間」っていう物言いは最近聞かなくなったなあ。サラリーマンじゃない!ビジネスマン(ビジネスパーソン)だ!とか、ライフハックでスキルアップでキャリアアップでやりがいと成長と自己実現だ!っていうイメージ(イメージと現実のギャップについては必死に目をそらしましょう)がそれなりに定着したということなのかなあ。昔のリゲインの「24時間戦えますか」CMはギャグ的要素があったけど、今はあれを大真面目にトレースしているのだなと考えると色々とブラックだ。研修屋とコンサル屋の日々の努力が実を結んだね!
 その手のイメージが定着することで一番利益を得られるのは誰か?貧乏籤を引かされるのは誰か?というかそもそも「ビジネスマン(ビジネスパーソン)」ってのは経営をしている人のことじゃね?ということは考えないようにしよう。邪念を持つ信心の足りない人は血が穢れて人生のサクセスが遠のきます。経営者の視点(笑)。

教員の行う「体罰」に関する風当たりと不公平感について

 私自身はことある毎に罵声を浴びせられ時にはぶん殴られて「教育」されてきたということもあり、教員が生徒に暴力をふるうこと(「体罰」という言い方でもいいが)を「なにがなんでも絶対ダメ」とは思わない。ただまあ、暴力の運用方法に難がある教員のほうが多いな、と昔から思っている。平たく言えば「バカが暴力を用いるから問題になるんだ」ってこと。だから「何がなんでも暴力体罰はダメ」って方向になるのも無理はないよねえとも思う。もっと言えば何が何でも一律禁止!となるのはバカ教員の自業自得で連帯責任。
 かつて自分の周りの教員は「おまえらが悪いことばっかりすると決まりで縛らざるを得なくなる」「誰かが悪いことをすると『あの学校は…』という目で見られるんだ」とことある毎に言っていた。今、その言葉が「教員」自身に降りかかっている。

 さて、「かつて学校で殴られていた人」の中には昨今のそういう風潮に対して面白く思わない人がいる。

http://guideline.livedoor.biz/archives/50911183.html

 もう二度と学校に行かなくてもいいからって好き勝手言い過ぎです。あと根本的に頭の悪いのが混じっている。
 この手のニュースへの反応ってのは「自分が昔、如何にすごい体罰を受けたか自慢」「今になって思えばそれを受け入れられる俺って大人(うっとり)」というものになりがちなんだよね。バカだなあと思うけど、それが「教育の成果」であって、そういう反応をする人ってのが「学校で受けた教育がよく身についているいい子ちゃん」とされているわけだからどうにもならない。当人は本気の善意で心からそう信じているんだろう。何かを自分で抑圧しているという可能性も考えられるけど。
 彼らの発言を聞いていると、「自分たちはバカスカ殴られたのに今のガキどもはそうじゃないなんて不公平だ!不平等だ!」と言いたげなのがとても面白い。典型的な「戦後民主主義教育」の負の側面だな、と思う。
 更に、こういう人たちの中には、別の話題においては「戦後民主主義教育的悪平等が日本人をダメにした」みたいな発言をするのもいて、これもまた面白い現象だ。当人が自身の言動の面白カッコよさに気づいているかどうかは不明だが。

http://d.hatena.ne.jp/oono_n/20080711#1215767315

 これはまた別の「体罰事件」に関するコメントで、至極まともなコメントだと私は思うんだけど、上にも書いたとおり、こういうコメントは「学校で受けた教育がよく身についているいい子ちゃん」のコメントじゃあないのよね。

 繰り返しになるけど、昔に比べて教員の「情熱的な教育指導」がどうしてこんなに騒がれるかというと、バカな教員がバカみたいに「情熱的な教育指導」をバカバカやりまくったからだと私は思っている。そういう意味で、バカ教員の暴力沙汰が騒がれるようになったのはバカ教員の自業自得であり自己責任であり連帯責任であると私は思うんだけど、意外にそう思っている人って少ないのかな。

叱られたことがない世代?ああ新人類世代とかバブル世代のことね

いよいよ「ゆとり世代」が社会人に、真面目だが叱られたことがない若者の意識とは(2) – 09/12/10 | 12:32

真面目でプライドが高く、叱られたことがないという内定者。社会人になれば上司に厳しく注意されることなど珍しいことではない。取引先とのトラブルなど日常茶飯事だ。「ゆとり世代」は社会の荒波を乗り切っていけるのだろうか。
(東洋経済HRオンライン編集部:田宮寛之 撮影:尾形文繁)

 1990年前後だったと記憶しているけど、TVタックルというTV番組でバブル期の新入社員をネタにとりあげていて、「バブル期入社の新入社員が上司に厳しく注意されて『(生まれて)初めて怒られちゃったよ~』と肩を落とす」という内容の再現ビデオを見たことをいまだに覚えている。
 あと、バブル期入社の世代は当時「豊かな社会に生まれて甘やかされてわがままに育った世代」的な言われ方をしていたことも覚えているので、冒頭のような記事を見るとついつい薄ら笑いを浮かべてしまう。2010年の今、「ゆとり世代」を相手に鬱憤晴らしをしている「バブル世代」もいるんだろうなあ。「豊かな社会に生まれて甘やかされてわがままに育った世代」の今の心境を聞いてみたいものです。

 いつまでも変わらない新入社員に関する物言いってのは「老人のご機嫌取りで日銭を稼ぐ紙メディアのビジネスモデル」だという指摘。

http://twitter.com/T_akagi/status/12510375506

間違いなく10年前も同じようなことを言っているメディアがあったし、20年前30年前にも繰り返されているであろう新入社員批判です。:【入社・新生活】 2010年新人社員の取扱説明書 http://bit.ly/cZz6T2

http://twitter.com/monyop/status/12511138443

つまり変わらなかったのは、老人のご機嫌取りで日銭を稼ぐ紙メディアのビジネスモデルだったとw RT @T_akagi: . @chanbara 「新人類」というと、長州力を思い出すゲーム脳。新人類は80年代だから、30年前も同じことを言ってましたね。

 いつの時代も、ビジネスモデルと同時にニーズも不変なのだろう。一種の共犯関係か。

参考リンク:
入社年度別新入社員タイプ
新人類世代の現在
新人類(しんじんるい) – 日本語俗語辞書
(PDF注意)バブル体験世代と消費
http://www.jmr-g.co.jp/proposal/192.html