令和版ライフハックでステップアップ

https://anond.hatelabo.jp/20230614143801

 2000年代後半(ゼロ年代後半)にはてな界隈で「ライフハック」ブームがあったことを思い出させる文章。「イキがって若者ぶってるおっさん」という心ないコメントもあるが、私はそんなことは言いません。また、「闇バイト」に関してニュースで言われている程度のことも知らないのも微笑ましい。

 そんなところも含めて2000年代後半の「ライフハック」ブームを思い出す。中学公民の内容も踏まえずに「世の中は変わらないんだから自分が変わるんだ」と卑屈なフレーズを何故か得意気に発しつつ「ぼくのかんがえたさいきょうのしゃかいほしょう」を開陳なさっていたお歴々は、今どこで何をしているのだろう?

 あの頃の「ライフハック」が15年くらいの時を経て、日本がますます貧しくなった令和の時代に生まれ変わったのが冒頭のリンク先の文章であると案が得るとなかなか感慨深い。

 ゼロ年代のライフハッカーは「どうせ世の中は変わらないから選挙に行くなんて時間の無駄!そんな時間があったらスキルアップしてキャリアアップ!」の結果今どうなったのかを発信すべき。答え合わせが求められているのです。ブログを書こう!

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AIのそれっぽさ

 筆者はAIの専門家ではありません、素人です。ここに書いたことはテキトーなので間違えたことを平気で書きます。

 ChatGPTが衝撃を持って知られた時にそれを触りつつ思ったことを書く。

 ChatGPTのことは忘れて、まずは、すべての問いかけに「はい」と答えるAIを考える(それがAIと呼べるかどうかは措いておく)。何を問いかけても「はい」としか言わないけど、時たま「おおっ!すげえ受け答え!」と思う時もある。

 続いて、すべての問いかけに「はい」「いいえ」をランダムに答えるAIを考える。すると前述のAIに比べて「おおっ!すげえ受け答え」と思う頻度は増える。

 さらに、問いかけに含まれる単語に応じて定型的なフレーズを答えるAIを考える。すると更に「おおっ!すげえ受け答え」と思う頻度が更に増える。

 このような流れで考えると、ChatGPTというものは「20世紀の人工無脳や、それ以降に出てきたワードサラダがもっと更に凄くなったもの、それらの延長線上にあるもの」と考えることができる。

 もちろん、これは大変すごいものなのだけど、「スゲーそれっぽいもの」とも言える。ChatGPTは、元ネタの情報量の膨大さと、処理能力の凄さを駆使した結果「スゲーそれっぽいもの」ができた、とも言えるのではないか。

なんとかPay、現金でチャージできるものは?(2019/7頃に書いたもの)

 以下は、2019年7月に書いたメモ。今の状況がどうかは知りません。

 QRコードスマホ決済のサービスが話題になっている。最近(2019/7現在)だと7payのセキュリティ問題

 QRコードスマホ決済を使ってみたい。しかし、個人情報を登録したり、ましてや銀行口座やクレジットカード口座情報を登録なんてもっての外。Suicaのように、現金チャージのプリペイドカードのように使えるサービスをまずは使ってみたい。

 PayPay。住所氏名メールアドレスなどの個人情報は登録しなくてもいい(スマホアプリのセキュリティ設定は別)。銀行口座やクレカ情報の登録をしなくてもいい。セブン銀行ATMから現金でチャージできる。

 調べているうちに気になったサービスがある。ゆうちょPay。利用するにはゆうちょ口座の登録が必須だし、ポイント還元は今のところないが、コンビニ支払票に順次対応とあり、これは魅力的。

26周年

 26年経ちました。

 親類縁者の没年や寿命を見て、自分の残り時間に当たりをつけるようになった。その年齢までは惨めな状態にならないよう、健康的で文化的な生活を送りたい。
まだ心身は動くつもりでいるが、徐々に弱ってきてまともでなくなることも視野に入れつつ、やりたいこと好きなことができればいいな、そんな身分では無いが。

 最近、新しく??サイトを見つけた。拝見するとサイト歴は私と同じくらいのかただ。昔このかたのサイトを見たことがあるのかないのかは覚えていないが、懐かしい気分になった。

昔はこういうサイトを趣味で作っている人々が沢山いたものだが、 そういう人達はどこへ行ってしまったんだろうか。 Twitterなどに吸収されてしまったんだとしたら罪な話である。 いまでは自前ドメインでこういう日記風のものを書くというスタイル自体が 古くさいと感じる。とはいえ、そもそも新山は日本語のページを もうほとんど見ないんだけど…。

https://tabesugi.net/memo/2022/c.html#272324

 ブログという形で日記風のものを書いている人が今もたくさんいるが、どこかの会社が提供しているブログサービスが多い印象。サービス提供自体が終わると、本人に思い入れがなくなるとブログもそのまま終わってしまうんだろうな。

 geocitiesなどが無くなって過去のホームページが消えていったあの問題は今も続いている。インターネットには基本的に何も残らないのだ。ホームページだろうがブログだろうがSNSだろうが。

可処分所得はどんどん減っていく&外食の話

消費税は10%になったが、これからも上がるそうだしものわかりの良い普通の有権者様はそれを是とするだろう。
そして、収入はおまえら自身のせいで増えないのだ自己責任だ、という社会に今度ますますなっていく。「収入が増えないから働がざるを得ない」を「高齢者はみんな働きたがっている」と言い換えられて良いように使いつぶされていく。

いやあ、終わってますね。

となるとどうなるか、財布のひもを締めざるを得ない。だって政府からそう動機づけられているんだから仕方がない。どんどん景気は悪くなっていくがそれが政府の方針なのです。

ところで、最近気づいたことがある。ささやかな外食のために出かけて店に入ると、「そんなに混んでないのに席に通されずにしばらく待つ」「注文したものが出てくる時間が明らかに遅くなった」というのが増えた。
そりゃ仕方ないよね、お店だって色々大変で値上げするしバイトの数を減らさないとやってけないもんね。

さて、私にできることはなんだろう?外食しに行っても店の忙しさに拍車をかけるだけなので、外食は控えている(少なくとも頻度は減った)。自分の生活防衛のために財布の紐も締めないと野垂れ死んでしまう。今後は今より良くなるなんてファンタジーをみんなで否定してそのような政策がすすめられているのだから仕方ない。

仕方ないんじゃ。

かつてテレビが通った道の再発見

メディア空間にもっと〝分断〟を煽りたい ABEMA Primeプロデューサー・郭晃彰=ノンフィクションライター・石戸諭

 ABEMA Primeプロデューサー・郭晃彰氏に関する記事。「ネットニュースは地上波とどう違うのか、」などについて探っていく記事だそう。

 郭氏は大学卒業後テレビ朝日に入社し、その後Abema TVに転じる。テレビからインターネットに活動の場を移し、両者の違いを体験する。

視聴者が喜ぶのなら、何をやってもよいというのだ。開局の目玉だったニュース番組もまた同様で、企画だけでなく出演者の選定まで、テレビでは考えられないような自由があった。無論、自由を謳歌(おうか)するにも力がいる。

 「視聴者が喜ぶのなら、何をやってもよい」。これ、まさにテレビがかつて通った道そのものでなかなか味わい深い。テレビとインターネットは違うんだ!と進んでいる道が、かつてのテレビが通った道そのもの。

 閉塞感漂う時代に「風穴」をあけることになるのか目が離せない。

 あ、あと、「違い」と「分断」は別物です。

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努力しているんだから批判するな

 1990年代は「努力を認めてほしい」という流れが世間的にあったと記憶している。

 そして、森毅あたりは「何言ってるんだアホなこと言うな」と批判していた。

 今は「努力を認めてほしい」でなく「努力しているんだ!批判するな!批判は悪!」となっている。

2022年7月8日 安倍晋三銃撃されて死亡

 この事件で「民主主義の危機!」と言っている人がいるけど順序が逆で、民主主義や司法や行政や経済が破壊された結果としてこの事件が起きた。

 そういった社会の基盤を破壊してきた張本人の末路がアレなのか、と思うと考えさせられる。

「人間であることの資格」に関する認知

「勃起不全=人間ではなくなった」という考え。(2022/5/12現在非公開ツイート)

https://twitter.com/76ouij0qhqx50/status/1524171131191631872

「結婚してやっと人間になれる」という考え。

https://twitter.com/63cities/status/1523512564852101120

会社員の知人が、メンタル疾患になり心療内科に行き職場にそれを報告して会社をしばらく休むことになった時に「自分は普通の人間にすらなれなかったダメな存在なんだな」と認識し、それを十年二十年という長さで未だに引きずっている、という話をしていたのを思い出す。

人間とは何か。

収入の記録、どうつける?という話(新社会人に向けて)

サラリーマンやってる家族と話していたんだが、マネープランを考える・振り返るためにどんな記録(家計簿)をつければいいんだろうという話をしていた。

まあ普通に家計簿つけるのはいいとして、ほかにも記録しておいたほうがいいものってあるよね、という話になって色々と考えた。

家族が「就職一年目からこの数字は記録しておくべきだった」と言っていた内容が興味深かったので、本人の許可を得たうえでメモとして残す。そろそろ新入社員の季節だし。

  • 収入と手取りと税金&社会保険料の記録(源泉徴収票も参考に)
    • 額面給与(残業ゼロとした時の値。基本給も記録)
    • 定期代や交通費などの精算額や福利厚生の補助(給与とは分けて記録)
    • 税金、社会保険料
    • 個人で入った保険
    • 残業代(給与とは分けて記録)
    • ボーナス(月給とは別物として記録)
    • これらを記録すると可処分所得が算出できる
  • 年間労働時間の記録。これをつけるとあなたの時給(単価)がわかる
    • 定時で働いた時間
    • 残業時間
  • 家計簿や投資の記録は別管理だが、総資産額概算も記録し、前の年からの変動もメモ

何年か記録を続けると、自分の現状把握になるしマネープランも立てやすい。税金こんなに上がったのか!とか自分の時給はこれだけか!とか。政治や社会や経済に興味を持つきっかけになるのでは。

残業代や昇給をあてにせずに生きていくために使える金はいくらか、というのがわかるのは大事。ゲーム感覚でスコア(収入や資産)を伸ばすのが好きな人にとっても楽しくなるかも。

アーリーリタイヤやセミリタイヤの実現可能性考察の材料にもなるかも。あるいは、一生ヒラでも会社にしがみついてる方がお得じゃね?という結論に至るかも。